哲学の道 春夏秋冬

2014年度、哲学の道周辺の様々な写真を撮ってきました。今回は、同一場所での四季折々の景色をご紹介します。場所は、銀閣寺橋から南へ橋2つの南田橋周辺です。

春  20140402 0041哲学の道(自宅前)

哲学の道が一年で、最もにぎやかな季節です。この染井吉野は樹齢がかなり経っていますが、まだ元気です。染井吉野は、江戸時代にエドヒガンとオオシマザクラが関与してできたと考えられる品種。寿命は約60年前後といわれています。この写真の写っていない右側に大島桜があります。完熟した黒いサクランボは、生食するとほんのりとした甘味を感じられます。お酒に漬けるのが一般的。

夏  20140919 (36)哲学の道(自宅前)

6月上旬は蛍の季節。この周辺でも数匹は飛んでいます。梅雨が明けると同時にニイニイゼミが泣き始めます。アブラゼミ・クマゼミ・ヒグラシと続き、最後はツクツクボウシです。大文字の送り火は、山麓のため、ここからは見えません。

秋  14.11.29 (43)自宅

永観堂・真如堂などモミジの紅葉の名所が周辺には多いですが、哲学の道はサクラの紅葉がきれいです。ご近所の方は「落ち葉はき」が日課となります。「掃かないほうが風情がある」と言う方もいますが、枯れて茶色く粉々になって道に散乱するのは見苦しいです。葉が完全に落ちるとご近所の方は、ほっと一息です。

冬  15.01.02 (53)自宅前

京都の冬は、雪はほとんど降らず、底冷えのする寒さが例年です。今年のお正月の大雪は珍しい。京都新聞1月3日付けによると。観測史上1位の大雪は、1954年1月26日 41㎝ 2位は1936年2月5日 32㎝ 3位は1916年 22㎝ 4位が今回の2015年1月3日 21㎝ だそうです。20㎝越えは実に61年ぶり。

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