八重桜・上溝桜が見頃
哲学の道の染井吉野と大島桜の花の時期は終わりましたが、今は八重桜が見頃(ちょっと過ぎ)です。哲学の道(若王子橋から銀閣寺道交差点)には、八重桜は18本あります。ポツポツ点在していますので、ゆっくり散策しながら楽しんでください。写真は、ちょうど中間点の法然院橋たもとの八重桜です。よーじやカフェさんのひとつ北側の橋です。
写真の3本のうち真ん中は、半八重咲き品種です。品種名までは、はっきりわかりませんが哲学の道には約8本ほどあるようです。品種名だれか教えてください。
ほかに変わった桜の種類としては、御衣黄(ぎょいこう)が咲いています。花弁が黄緑色の「黄桜」です。霊鑑寺へ向かう第1寺の前橋すぐ南に1本だけあります。若王子神社にもありますが、なぜか今年は咲きませんでした。
写真は上溝桜(うわみずざくら)です。ぶどうの房のように集まってたくさん咲きます。新潟では、つぼみの塩漬けを杏仁香(あんにんご)と呼んで食用に。果実は果実酒にも良いようです。弥勒院橋北側に1本と若王子橋から北側の山側に3本大きな木があります。今が満開です。
シャガが咲き始めました。漢字で書くと「射干」で、本来はヒオウギの漢名だそうです。学名は Iris japonica ですが、古い時代に中国から渡来したといわれています。3倍体なので種子は出来ないらしい。Iris(イリス=アイリス)とあるようにアヤメの仲間です。
哲学の道では、他にも、ヤマブキ、オウバイ、ドウダンツツジ。またカラスノエンドウ、オドリコソウ、カンサイタンポポなどの雑草たちも元気に咲いています。