防空壕のあるお店
6月7日付けで報告しました銀閣寺橋の説明看板の続き。布に引っかかって取れた銅製のスズメが、ちゃんと設置されました。いやあ良かったですね。このスズメ丸々と太って元気そうです。看板の屋根の上から、修学旅行の中学生たちを眺めていました。
久しぶりに、哲学の道の散策に出かけました。桜橋のたもとに、南天(なんてん)の花が咲いていました。この梅雨の時期に咲くのですが、雨が降り続くと受粉もままならないでしょうに。と勝手に心配しています。この南天は、実だけでなく葉や茎にも毒があるそうです。お赤飯にこの葉っぱが入っているのは殺菌効果を期待してでしょうか。
第1寺ノ前橋のたもとの自動販売機で飲み物を買って、ふと見ると、シールが。ハングル文字で何やら書いてあり、その下に、日本の100円硬貨と10円硬貨の組み合わせが示してあります。これなら韓国から来られた人も、投入金額を間違えなくていいですね。こういった親切が大切で、嬉しくなります。
桜橋付近のお店に戦時中の防空壕がある。と何かで知りました。今回お願いして見せてもらいました。お店に入ってすぐ。昔は土間だった所だそうです。床のふたを開けていただくと、階段が目に入ります。上から覗いて見ると、ひんやりとした冷気が上がってきました。掘られた年代などは、詳しくはわからないそうです。戦争が激化し、各地で空襲が始まった昭和19~20年頃でしょうか。そういえば今、国会で戦争法案が審議されています。戦争は、過去のことでなくなってきたのでしょうか。
私と同居の97歳のおばあさんに聞いてみました。「うちにも防空壕あったの?」祖母「うん、そこや」と隣の部屋を指さして即答でした。当時は、各家庭に防空壕があったようです。