台風

①銀閣寺南橋 20150718

17日の夜12時前、携帯電話にエリアメールが届きました。哲学の道周辺の浄楽・錦林東山を含む広い一帯の災害の起きやすい地域に避難勧告が出されました。雨の中、家の前の水路をチェック。石と葉っぱでつまりかけていたので、掃除。
朝6時に起きて哲学の道の疏水を見に行きました。写真の銀閣寺南橋には、大文字山からの水が流れ込む所があります。茶色の水が勢いよく流れていますが、2年前の台風18号の時のような木切れや大石は見当たりません。この水は、少し下流(北西)の西田橋で白川と合流します。

②20150718白川西田橋

この写真は、朝10時の西田橋下の様子です。左から白川の濁流が流れ、中央の流れ落ちているのが疏水の水です。ちなみにこの白川の水は、動物園の南側で琵琶湖疏水と合流します。哲学の道の疏水は、こういった雨水処理・防災の役目も持っているようです。

③銀閣寺参道はちみつ屋さん20150718

朝6時過ぎ、そのまま銀閣寺の参道へ。中ほどのお店の中から、水があふれ出ています。参道の道路下の下水管がいっぱいになったのか、お店の中の排水管から逆流してあふれ出たそうです。お隣の店からも水が出ていました。店の前のアスファルトが盛り上がっていて2~3cmの段差が出来ています。水圧によるのでしょうか。水道局の方が既に来られていて、工事が始まりました。

私はバイクに乗って雨の中近所を調査。法然院の排水溝から水があふれています。お墓では山からの水が道まで流れていました。
以前被害の大きかった桜谷川のダムと大豊橋周辺は水量が多いも何とか大丈夫そうです。

④若王子石田さん床下浸水20150718

熊野若王子神社のすぐ上の川から水があふれ出ています。この写真で7時頃。右手の民家の方が出て来られていて、お話しを聞きました。家の床下にまで浸水し、消防の方に来てもらい土嚢(どのう)を積んでなんとか、しのいでいるとのこと。

寺社仏閣も多く風光明媚な哲学の道周辺ですが、この地域は大文字山のふもとで、土砂災害の危険地域でもあります。今回も早々と板で遮蔽したり土嚢を積むなど個人的な対策をされたお宅も多くありました。行政による抜本的な対策をもっと期待したいところです。

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