哲学の道周辺 初詣
新年あけましておめでとうございます
「哲学の道保勝会」は、疏水分線の若王子橋から浄土寺橋までの哲学の道とその周辺の景勝地保全を主な目的とした団体です。このホームページの記事も昨年2月開設以降60回を超える内容を発信してきました。今年もよろしくお願いします。
大晦日 光雲寺に除夜の鐘をつきに行こうとおもっていたのですが、「紅白」見て風呂に入っていたら、もう鐘が鳴っていました。
元日の朝、初詣に行ってきました。まずは、地元の氏神様の八神社へ。哲学の道からは、銀閣寺橋を東へ5分。八神社は、昔この地にあった浄土寺の鎮守社で、創建は西暦800年から900年頃と言われています。今年も破魔矢をいただいてきました。
次は、法然院へ。このお寺は、法然上人の鹿ケ谷草庵ゆかりの地に建立された旧跡。萱門(かやもん)をくぐると、目に飛び込んでくるのが、左右の白い盛り砂です。白砂壇(びゃくさだん)と呼ばれています。水を表す砂壇の間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味しているそうです。先月までは、モミジの模様でした。今日からは、左が「寿」の文字に。右が「梅と水の流れ」に変わりました。
最後に、熊野若王子(にゃくおうじ)神社へ。ここは哲学の道の南側の起点にあたります。天照大神(あまてらすおおみかみ)の異称「若一王子」(にゃくいちおうじ)からとった社名です。深夜からの焚き火が出迎えてくれました。暖かいです。お参りのあと、甘酒のお接待があり、身体の中からも暖かくなりました。
哲学の道沿い、若王子橋北側の名物は、野良猫たちです。
今日は気温3度。冷たい風が吹いています。いつもなら観光客のお相手を「仕事」とする猫たちですが、寒いので本日は休業らしく、看板をかけてお休み中でした。(本当はここの喫茶店の看板)
自宅に帰ってこの記事を書いている間に、外は一面の銀世界になってしまいました。