ホタル調査実施
日頃から物心両面にわたって、哲学の道保勝会の活動にご協力いただいている
京都紫明ライオンズクラブの方に、会長から感謝状をお渡ししました。
右の後ろに見えているのは、大日盆大護摩供養(だいにちぼんおおごまくよう)に集まった山伏の皆さんです。
毎年8月28日の弥勒院で行っています。
ホタル調査ですが、この時期にゲンジボタルの成虫が飛んでいるわけではありません。
ゲンジボタルのエサとなるカワニナの生息状況を調査します。
この調査には、主催の哲学の道保勝会ホタル部のメンバーと協力の方、
先ほどの京都紫明ライオンズクラブの方々、それに今年も近くのノートルダム女子中学生・高校生と先生の参加をいただきました。
1か所で3地点の川底をすくってカワニナを採取します。
その数を数えて、疏水に戻します。この作業を5か所行います。
今回はこの調査と並行して、それ以外の水生生物も採取作業をしました。
初めて疏水に入った生徒と大人の方がほとんど。
網を使って一所懸命に採取作業ですが、久しぶりの川遊びの様ですね。
疏水の石垣にくっついていたカワニナを中心に、ノートルダムの生徒が集めたものです。
大きな楕円形の貝はイシガイと思われます。その他はすべてチリメンカワニナでした。
この疏水には別のカワニナもいるようです。今回は不明です。
1時30分開始の今回の調査は4時30分に終了。
ホタル研究の第一人者、龍谷大学の遊磨正秀教授も最初から参加いただきました。
調査結果は、ホタル部で集約し、後日おしらせします
今年のホタルの飛翔数は 5月中旬から6月中旬で累計1070匹です。
去年は2057匹でしたから半減でした。
エサのカワニナの生息数とホタル飛翔数の関係など、今後も調べていきます。