支那実桜(シナミザクラ)開花!
16日は暖かな日。久しぶりに哲学の道を散策。銀閣寺道の交差点から東へ。疎水北側のマンションの前にサクランボの木が一本だけあります。426番の札が付いています。去年私は出遅れて花が終わっていました。まさかまだ早いだろうと思ったら、もう2~3分咲きです。早いですねえ。木は大きくないですが、去年はたくさんサクランボが生りました。今年も要注目です。
じつは、もう一本咲いている桜を見つけました。哲学の道から天王町交差点に向かう途中、市営住宅の中庭です。桜の種類は不明です。
哲学の道の沿線では、梅がほぼ満開に近いです。第1寺の前橋の北側の個人設置橋付近に、数本のしだれ梅が満開です。観光客にも大人気。撮影スポットになっています。
大豊神社にも、大きなしだれ梅があります。行って来ました。まだ、咲き始めでした。今後に期待です。梅以外の花では、バイモつぼみ・アセビ満開 ・ツバキ咲き始め・ロウバイ終わりかけ・ニオイスミレ満開・キブシ咲き始めでした。
ミツマタの花が咲き始めています。「哲学の道に、赤い花のもあったよねえ」と妻が。そうそうアカバナミツマタも植えてあったと思うのですが、最近見ません。また、探してみます。
今回、フラサバソウを見つけました。いわゆる雑草ですけど。オオイヌノフグリの仲間です。
幕末、日本で植物採集したフランス人のP.Savatier(サヴァチェ)とその採集品を研究したA.Franchet(フランシェ)の共著「日本植物誌(1875)」にこの花の長崎産品が記載されていました。第2次世界大戦後に長崎県甑島(こしきじま)で再確認され、二人の名前からフラ+サバ草(そう)でフラサバソウと日本名が付きました。本来はヨーロッパ原産の帰化植物。現在は、関東以西に広く分布しています。花の直径は5ミリくらいと小さいですが、探してみてください。私は法然院橋の南側、ヒメリュウキンカ付近で見つけました。