サクランボの季節

①1293オオシマザクラ 15.05.18 (11)哲学の道(元町~弥勒

哲学の道は桜並木が有名ですが、それなら当然サクランボも有名?とはなっていません。しかし、サクランボはできています。染井吉野の場合は、小さなサクランボが出来ますがおいしくありません。写真のサクランボは大島桜の果実です。赤くておいしそうですが、黒く熟した頃が食べ頃です。もちろんスーパーで売っている西洋実桜のサクランボには勝てません。ほんのり甘味と渋みがあります。哲学の道では、そろそろ黒くなり始めました。生食するよりも、ホワイトリカーやブランデーに漬けて果実酒として楽しむ方が多いようです。この時期、熟して落ちた実で道路が黒くなります。哲学の道では、大島桜は約60本。銀閣寺橋から南へ洗心橋あたりに多いです。

②アメリカフウロ 15.05.18 (266)哲学の道(銀荘~洗心

さて、雑草の花の紹介です。写真はアメリカフウロです。北米原産の越年生草本。昭和8年に京都での帰化が報じられ、現在では東北地方以南に広く発生しているそうです。ゲンノショウコと同じフウロソウの仲間です。哲学の道周辺ではここ数年で目立ち始めました。直径5ミリ程の淡いピンク色の花がかわいいですね。

③コバンソウ 15.05.18 (17)哲学の道(弥勒橋

これも帰化植物(外国からのお客さま)のコバンソウ。ヨーロッパ原産で、日本には明治時代に観賞用として導入したものが逃げ出したようです。名前の通り小判型の花(小穂しょうすい)が垂れ下がって付きます。このまま刈り取って乾燥させれば、ドライフラワーとして楽しめます。哲学の道では、弥勒院橋(銀閣寺橋から南へ3つ目の橋)周辺のみで見ています。

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