安楽寺 かぼちゃ供養
7月25日は、安楽寺のかぼちゃ供養でした。かぼちゃは、ひょうたん型をした鹿ケ谷かぼちゃです。普通のかぼちゃよりも身がしっとりなので、煮崩れしにくく出汁がよく浸みています。味は淡泊ですが、昔のかぼちゃの味って、こんなんだったんでしょうね。おいしくいただきました。このかぼちゃ供養は「中風まじない」です。「中風」は現代でいうと、脳血管障害の後遺症である半身不随・片麻痺・言語障害・手足のしびれなどを指す言葉だそうです。
奥の部屋では、たくさんの鹿ケ谷かぼちゃを調理されているのが、見えました。お寺の檀家の方が中心だそうです。ごちそうさまでした。
そのあと、本堂で「建永の法難」についてのお話しを聞き、松虫姫、鈴虫姫の「剃髪図」などの掛け軸などを拝見しました。
お寺の外には、鹿ケ谷かぼちゃの生産農家の方の京野菜の直売がありました。